術中MRIとは、手術中にMRIを撮影し、脳や脳腫瘍の状態を確認出来るシステムです。
ナビゲーションシステムを併用した手術により、腫瘍の摘出度や脳の変化をリアルタイムで確認し、機能温存を考慮した最大限の腫瘍摘出を可能にします。
当院では2016年1月より、術中MRIが稼動しております。
天井縣下式の高磁場(3テスラ)術中MRIは本邦初の機器です。
手術室と検査室の2室に分かれており、腫瘍摘出が進んだところで、必要に応じてMRI装置が天井を伝わり、手術室に移動し、MRIを撮像します。
このため、手術室は平常の使用が可能で、かつ、必要時以外は検査室側で他の患者の検査も可能です。
STEP1撮像前ドレーピング
STEP2シールドドア開放
STEP3MRIの手術室内への移動
STEP4麻酔ラインの確認