専門外来 | 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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脳血管障害 | 午前 |
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木内(教授)
吉岡(准教授)
橋本(特任講師)
脳血管性障害とは脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血など
脳血管の病気により発生する、いわゆる脳卒中のことです。
脳梗塞は脳の血の流れが悪くなって生じる病態(脳虚血)ですが、高齢化社会に伴い、近年増加しています。
脳は虚血に非常に弱い臓器であり、少しでも早く治療を開始することが重要で、2005年10月に日本でも、tPAという血栓溶解剤を用いた治療法が認可されました。
画期的な効果を示す場合が多々あり、当院でも治療を行っています。
脳内出血は高血圧や血管奇形などにより生じ、ただちに適切な診断や処置が必要です。
くも膜下出血は突然の激しい頭痛で発症する病気で、命にかかわることの多い病気です。
原因のほとんどが脳動脈瘤(リュウ)の破裂で、再破裂を起こすとさらに重篤で致命的となるため、開頭手術によるクリッピングや血管内手術によるコイル塞栓術が必要な病気です。
当院では両方の治療法を行っていますが、治療困難な動脈瘤にはバイパス術を用いた血行再建術も行っています。
これらの病気は突然生じ、早期の診断、治療が必要なため、24時間、365日連絡可能なホットラインを設置しており、各医療機関や救急隊などとの連携を行っています。