山梨大学医学部附属病院 脳神経外科Department of Neurosurgery,University of Yamanashi,Faculty of Medicine
頚椎の椎体間にある椎間板の組織がこわれて脊柱管内に脱出し、脊髄や神経根が急激に圧迫されて発症します。 神経根の圧迫では一側の肩や手の特定の領域に激しい痛みやしびれを生じ、脊髄の圧迫では手の細かい動作が徐々に出来にくくなったり、歩行障害が数日から数週間で急速に進行します。 軽症例では保存治療を、神経障害の進行が早く強い例では手術的治療法を検討します。
第5/6頚椎間の椎間板ヘルニアを前方から摘出し、ケージを挿入して椎体間を固定しています。